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もっとも崇高な芸術とは人を幸せにすることだ

”もっとも崇高な芸術とは人を幸せにすることだ”

                P.T.バーナム

 

越谷BASE松田タカシです。

最近3本ミュージカルムービーを観ました。

 

ボヘミアンラプソディ

 

LA LA LAND

映画.COMよりスクショさせていただきました。

 

GREATEST SHOWMAN

20世紀フォックス公式よりスクショさせていただきました。

(それぞれの公式サイトに飛びます。ストリーミングが重いのでご注意を)

 

ミュージカル映画づいてます。

ブログのタイトルにした言葉はGREATEST SHOWMANのエンドロールに出てきた言葉。

恵まれない環境に育った主人公バーナムが、お金を稼ぐこと、富と名誉を手に入れたいと思うのは必然だった。

でも、ずるいことや悪いことなんてせず、

ただまっすぐに、お客さんを楽しませる、

それがそのまま儲けになるんだぜということに100%コミットしていて、

微塵もブレないのだから、言葉にも説得力があります。

 

芸術って高尚で格式が高くて、わかる人だけわかれば良いってことへのアンチテーゼにもなってますね。

 

もっと身近に考えても相手の立場に立って物事を考える想像力がないと何事もうまくいくことはないワケで。

 

 

さて、ボヘミアンラプソディのことは以前のブログでもかきました。

 

今回はLA LA LAND。

テレビでノーカット版が放映されてはじめてみて何度も何度も、かいつまんで観てしまってます。

amazonprimeでもいま無料視聴できちゃいます。

ボヘミアンラプソディを超える映画はしばらくないだろうと思ってたけど、LALALAND方が内容も音楽も好みでした〜。

 

切ないエンディング、もう元には戻れない二人、

物理的距離、時間が二人を引き裂くなんてよくあるベタな感じだけど、

ベタはいい。ベタって一番ニーズがあるからベタなんだからね笑。

そしてミアを演じたエマストーンがかわいいこと、かわいいこと。

映画.COMよりスクショさせていただきました。

彼女がキュートなのも観たくなる要素として大きいかも。

 

自分ごとで恐縮ですが、越谷BASE開業準備からこの2年というもの、

常に、仕事のことを考え、自分にメリットのあること、ないこと、

無駄なこと、意味のあることを

理性的に、いや、事務的に処理をしてきて、

映画2時間観るなら資料作成、ブログ書こう、参考書読もう、走ろうと、

いつのまにか映画なんて観る時間なし!というつまらない人間に陥ってました。

 

ミュージカル映画がそんな遊びココロのない自分に気づかせてくれた。

 

でもほんとうにミュージカル映画素晴らしい。

あらためて,

音楽って言葉以上に語りかけてくる

 

ということを感じた。

なんだか、よくある決まり文句で面白くないかもしれないが、

「りんごは赤い」というセリフを聞けば、

誰もが赤いリンゴを同じように想像できるから言葉は便利なんだけど、

言葉ってその状態を説明しているに過ぎなくて、それ以上でも以下でもない。

そこに感情表現が加わり、

寂しそうにりんごは赤い・・・

なのか、

うれしそうに、りんごは赤い!

なのかで言語が強調されていきます。

ミュージカル映画はそのニュアンスを音楽、サウンドで表現しているわけで、

時に言葉以上に伝わります。

歌詞がなくても伝わりますよね。

 

歌詞って重要だけど、その音楽の持つ旋律、テンポ、リズム、演者の雰囲気、といった、

世界観、エネルギーの方がむしろこちらの感情に訴えかけてくるんだと、

3本ミュージカル映画観てめちゃくちゃ感じた。

 

自分の感情とスクリーンの中の演者がシンクロすると、ズボッとハマる。

すると涙がポロポロ流れてくる。

 

ぼくは自分でも音楽をやっていて、今のバンドは結成20年にもなる。

自分で作詞作曲もしたりしてきた(もう、ずいぶん創作は遠ざかっている)ので

音楽に関しては少々マニアックではあるがそこそこ耳は良いと思っている。

ライブって、

ギターがどうとかでも、

ドラムがうまいとかでも、

ベースでも、

サックスでも、

ピアノでもなく、

そして歌詞でもない。

もちろん好みや、上手い下手が前提ではあるけど、心が揺さぶられるレベルの時って

そこには観る側の感情と演者のエネルギーしかなくて、

その波長がピタッと重なり合った時(偶然ではなく、同調していくのだろう)に、

最高!

が訪れる。

 

特にLA LA LANDの音楽って、明るい曲調でもどこか切なくて、悲しくて、憂いがある。

曲調のテクニカルな部分でいうと、マイナーコードの入れ方や、転調が絶妙。

ああいうジャズ、大好きです。

 

しかし、エンディングでの二人のもうひとつの人生の幻想シーンは何度観ても切ない・・・

は〜切ない・・・

 

支離滅裂でしたが、いまさら、LA LA LANDは、

エマ・ストーンが最高にキュートで、最高にベタで、最高のミュージカルムービーでした!

 

ちなみにGREATEST SHOWMANはアメリカで1800年代後期に実在したP.T.バーナムという興行師がモデルで、

アメリカンドリームの実現の中で紆余曲折しながらも、最後にしっかり家族や仲間の大切さに気づき戻るという、

これまた王道、ベタベタの展開。悲しさを残さない感じは、他の2作とは違います。

元気になりたい人はおすすめですね。

 

でも、やっぱり、ベタはいいですね。

 

想像を超えたり、裏切られたりするものもよいんだけど、

思った通りに展開してくれるほうが基本的には安心して観れる。

集中力がめちゃくちゃ必要な映画は、自分のエネルギーが余ってる時にしたい笑。

というわけで、2017年の映画で今更でしたが、つらつら書かせてもらいました。

 

こころ揺さぶる仕事をしよう、と決意した松田タカシでした。

 

読んでいただいたあなた。ありがとうございました。

 

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