前回まではランニングフォームに関しての記事でした。
さて、その③、これで最後です。
本題。
走らないでも速くなる方法その③は
サーキットトレーニングです。
タバタプロトコルを知っていますか?
聞いたことがある方もいるかもしれません。
タバタプロトコルは田畑泉立命館スポーツ健康科学部教授の考案した理論です。
アメリカではとても有名なトレーニングで、高強度トレーニング(HIIT)といわれるトレーニングです。
今現在、エビデンス(科学的根拠)が認められているものは、
心肺機能強化
筋持久力向上
瞬発力向上
です。
やり方はとてもシンプルです。
パーピー、スクワット、ももあげなどの
有酸素運動と筋力トレーニングを掛け合わせたトレーニングを
20秒全力→10秒休憩を6~8セット行うだけ!
たった3、4分で60分のエアロビクスに相当し、ダイエット効果もあるとうわさがあり、ジムなどで盛んに行われています。これは高強度の全力運動によって、からだのエネルギー源である糖質が枯渇し、しばらくの間、脂肪燃焼効率のよいモードに入るからと言われていますです。
横道それましたが、
コツは決めたセット数まで1セット、1セットを全力でおこなうのがポイントです。
余力を残さずです!最後は息が上がってとても辛くなります。それでもふんばって行います。
長野オリンピックで活躍したスピードスケートの清水宏保選手は現役時代、
「20秒10秒」という呼び方でタバタをやりまくっていたそうです。
清水選手はバイク20秒で8セット行なっていたようです。
終わった後は30分くらい動けなくなるくらい、追い込んでやっていたそうです。
さて、小学生にこのタバタをどう取り入れるか?
走り込む練習よりはリスクのない自重運動なので、問題なく取り組めると思います。
1種目、もしくは2種目程度で8セット行うのが正しいやり方です。
おすすめは
バーピーのみ
もしくは
バーピーともも上げ
バーピーとマウンテンクライマー
2種目の場合は交互におこないます。
実施間隔は毎日ではなく1日か2日置き、週3回です。
3週間後には効果が出ると言われています。
持久走頑張ってくださいね〜〜〜
過去の記事もご覧ください。
昨年の記事《小学生向け》持久走を速く走るための5つのポイントこの記事の後にもう一つ記事があります。あわせて参考にしてください。