新型コロナウイルスの流行によって、テレワークを導入する企業が増えました。新型コロナウイルスは少しずつ収束へと向かいつつありますが、働き方のひとつとしてテレワークを選択できるようになった企業は多いのではないでしょうか。そんなテレワークをしていて、以前よりも運動不足になったと感じている方は多いことと思います。そこで、この記事ではテレワークによる運動不足で起こることについて詳しく解説します。
テレワークによる運動不足で起こることとは?
テレワークをしていると通勤や会社での移動がなくなり、以下の4つの影響を及ぼしやすくなります。
筋力が低下する
テレワークをしていると一日中机に向かって座りっぱなしになってしまうので、筋力が低下します。トイレや食事のために歩くとしても、室内ではほとんど移動する必要がありません。筋肉は使わなければどんどん衰えていくので、テレワークが続くことで足を始めとする全身の筋力が低下するのです。
筋力が低下すると全身のすみずみまで新鮮な酸素を含んだ血液が行き届きにくくなり、血行不良が引き起こされます。血行不良は肩こりや頭痛の原因のひとつなので、テレワークを始めてから肩こりや頭痛が悪化した方は筋力が大きく低下している可能性があります。
姿勢が悪化する
テレワークをしている際には、背筋はどんどん丸くなり、首や肩が前に出て姿勢が悪化します。会社にいれば「周囲の人の目が気になるから少しは姿勢を正しくしよう」と思うこともありますが、テレワークの場合は誰も見ていないので、楽な姿勢を見つけてしまうとどんどん姿勢が悪化します。
また、筋力が低下したことによって姿勢を維持するのが難しくなっているので、正しい姿勢を心がけようと思っても短時間で悪い姿勢に戻ってしまうのです。
体重が増加する
テレワークによる運動不足の影響として実感しやすいのは、体重の増加ではないでしょうか。これまで通勤や会社内での移動で消費していたカロリーを使わなくなったのに、これまでと同じ食事をしていればその分体重が増加しやすくなります。
体重の増加は肥満やメタボリックシンドロームに繋がりやすいだけでなく、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病のリスクを高める可能性があります。このようにテレワークによる運動不足は、健康でいたいならまずは防がなければならない体重の増加を引き起こすのです。
精神疾患のリスクを高める
テレワークによる運動不足が続くと、脳は疲れているのに体はほとんど疲れていないという状況から不眠になり、精神疾患のリスクが高まります。不眠になると些細なことでも必要以上に重く受け止めてしまいやすくなります。
運動不足によって徐々に自律神経の働きが弱まるため、人と会うのが億劫になったり、感情の振れ幅が大きくなったりします。このようにテレワークによる運動不足に気を付けていないと、精神状態にまで大きな影響を受けることになるのです。
テレワークによる運動不足の解消方法
テレワークによる運動不足はさまざまな影響を及ぼす可能性があることが分かったところで、どうすれば運動不足を解消できるのか気になる方は多いのではないでしょうか。そこで、テレワークによる運動不足を解消するための3つの方法をご紹介します。
ウォーキングや軽いジョギングをする
テレワークでは通勤時間がなくなるので、その時間を活用してウォーキングや軽いジョギングを取り入れましょう。いきなり長距離や速いタイムに挑戦する必要はありません。できる範囲で取り入れるだけで運動不足が解消されて全身の血行が良くなり、身体がすっきりとするのを感じられるでしょう。
ストレッチや筋トレをする
外出せず室内でストレッチや筋トレをするだけでも運動不足解消になります。ストレッチや筋トレならテレワークの休憩時間に取り入れることが可能なので、仕事が行き詰まった時や集中力が途切れたタイミングなどでやってみましょう。
整体に通う
テレワークによる運動不足が続いている方は、整体に通うのがおすすめです。整体の中には体の調子を整えてくれるだけでなく、その時の状態に合うエクササイズやセルフマッサージを教えてくれるところもあります。体が凝り固まってしまっている方は整体でまずは体をほぐすことから始めましょう。
まとめ
テレワークによる運動不足で筋力の低下や姿勢の悪化が起こります。また、体重の増加や精神疾患のリスク増加の可能性もあります。そんなテレワークによる運動不足を解消するためには、ウォーキングや軽いジョギングをする以外にストレッチや筋トレをするのがおすすめです。なお、体が凝り固まってしまっている方は整体に通ってみましょう。
「越谷BASE」ではテレワークによる運動不足で凝り固まった体の状態に合わせて、適切な施術をさせていただいております。プロの手によって血行が促進され、体に溜まった老廃物が流されてすっきりと体が整う経験をしていただければと思います。ぜひお気軽にお問い合わせください。