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小学生徒競走対策ざっくりとアドバイスします

小学生は春が運動会のところが多いと思います。

いまからでも間に合う徒競走対策をお伝えします。

 

足が速くなるためのポイント1

スタートがうまく切れることでタイムはかなり変わります。

そのためには前足重心が基本です。

腰の位置は高くしてスタートラインよりも頭が前に出るようにしてください。

 

 足が速くなるためのポイント2

スタートは後ろ足から動かします。

コツはスッスッスッと素早く出してください。

グッではなく、スッです。

力まないようにするイメージ作りにも言葉に出して出ると良いでしょう。

スッスッスッのあとはグッグッグッになっていきます。

 

足が速くなるためのポイント3

地面を見て走ってください。

最初の10mくらいは前は見ないで頭を低く、地面を見て走ると

風の抵抗を受けずに走れます。

すぐに体は起き上がってくるので、その時は自然と前を見ます。

 

足が速くなるためのポイント4

最後まで力まないことです。

スタートからみんな力んでしまい、後半はみんなバテバテになりますよね。

リラックスして終始走れるようにしましょう。

そのためには、大きく弾むように走ることです。

 

足が速くなるためのポイント5

小学校ではきついコーナーを走りますので、コーナーの走り方も重要です。

コーナーを走る時は、

体は傾いても顔は傾けないことです。

つまり顔はずっと水平を保ってください。

顔が傾くと脳は傾いてるぞ!と認識して、身体感覚の修正、情報処理で混乱が生じます。

 

常に水平を保っていると脳は混乱しません。

走ってみるとわかりますが、コーナーを走っている最中も、

コーナーの立ち上がりもスムーズに走れることがわかります。

 

どんな練習をすれば良いか

すでにしっかり走れている子はももあげ走がおすすめです。

体の前で足が回るようになると地面反力をしっかりもらうことができます。

つま先を前に向けるように意識するとうまくできると思います。

 

この動画を見れば、体の前で足が回るという意味はわかると思います。

https://youtu.be/f2yRQWUWWTI

 

黒人かよ!

と思わないで笑、理想の走りを目標にイメージすることですね〜

 

ただし、走力がないとバテますので、

ももをあげるイメージよりもひざ下を前に投げ出すようなイメージの方が良いかもしれません。

この辺は体力次第かと思います。

ひざ下を前に投げ出す走りはなんば走法、忍者走法といわれた、末續慎吾選手がとても参考になります。

100m10”01、200m20”03(2003年)16年、いまだ破られていない日本記録保持者です。

ももはそれほど上がってないですが、スルスル〜と前に出ていきます。

日本人にはあっている走り方かもしれません。

 

そして、まだまだしっかり走れてない子は

スキップ、ギャロップ

それと、その場ジャンプ

がおすすめです。

 

スキップは足を素早く切り替える練習です。ギャロップなども同じ目的です。

足が速いって、足が素早く前に出る人が速いんです。

だからスキップやギャロップは大切な練習です。

 

その場ジャンプは地面反力を感じる練習です。

足首は固めて、つま先が下に向かないようにすることがポイントになります。

かかとはつくか、つかないかくらいでジャンプすると硬くて強いバネのように弾めると思います。



また、子供の多くが足が後ろに流れてしまいます。

30mもすぎるとバテてしまい、体全体が前のめりになり、足が空回りし始めます。

こどもの体力では50mを走りきることは難しいので、後半はどうしても体が流れます。

こういうケースは、やはりももあげ練習をしてバテないようにしていきましょう。

つま先を前に向けることを忘れないでください。

 

腕振りは?

 

腕振りに関してはわたしは子ども達にはあまりアドバイスしません。

腕振りの指導を期待している保護者さんも多いのですが、

特に低学年では、

腕振りを指示すると力んでしまうから短期間の練習での習得はとても難しいです。

腕振りは重心バランスをとるための軌道を描くので、

体幹がしっかりしている子は腕振りもきれいな子が多いです。

原因ではなく、結果ということです。

 

サニブラウンハキームくんの腕振りは決してうまくありませんが、日本トップスプリンターです。

おそらく彼が日本記録を余裕のよっちゃんで破ると思います。(アメリカでのトレーニングが吉と出ることを祈ります)

腕振りが良くなって速くなるわけではないんです。

ちなみに末續選手とサニブラウン選手の腕振りはとても似ています。

 

 

 

写真もなく言葉だけでしたが(すいません)、

ひとつでもふたつでもいいので取り組んで、

運動会を楽しんでくださいね!

 

 

家族の皆さんは結果にかかわらず、

いいところをほめてあげてください!

頑張って走ったことを評価してあげてください!

大事なことですよ〜!

 

 

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