
3月10日土曜日、
合理的身体操作埼玉基礎セミナー開催しました。
6名定員のところ、当日急遽参加希望のかたもいらして、7名のみなさんに受講いただきました。
参加者内訳ですが、
お住まい
北海道、大阪、神奈川、東京、埼玉
趣味
トレイルランナー5名、空手1名、主婦。
参加動機として、
なみあし、2軸キーワードの方が3名、
「もっと楽に動けるようになりたい」
「怪我なくトレイルランニングをしたい」
そんな思いでネット検索して越谷BASEがヒットした方、
WEBマガジン「山旅々」を見ての方、
などいろいろでした。
遠方からのご参加には驚きました。。。
さて、
合理的身体操作法は、
内力ではなく、外力を効率よく使ってエコノミカルに動けるようになることを目的としています。
外力とは重力です。
人間は筋肉ではなく、骨で動けます。
それはよちよち歩きの赤ちゃんや、筋力に頼れない、ご年配者が証明しています。
我々は知らない間に、力に頼った動き方を身につけ、その力感に依存して知らない間に無駄なエネルギーを使っているのです。
最近は受動歩行ロボットが話題になっています。
モーターなどの動力がなく歩き続けるロボットです。
今後医療、特に介護の分野などで実用化の期待が膨らんでいます。
実はこの開発には、なみあしの知識がある方が絡んでいるという裏話があります。
事実がどうであれ、目指すべきところは同じです。
今回の基礎セミナーでは、みなさんにこたえではなく、ヒントを与えるものだったと思います。
実践の中でそれぞれが取り込み活かしていただけると嬉しいです。
正しい走り方なんてありません。
マラソン日本記録を出した設楽選手はかなりエグい股関節内旋です。
それでも彼は怪我をしたくないから、練習では30KM以上の距離は走らないそうです。
それはかしこい選択です。
フォームには問題はあるけど、身の丈で無理せず、マイペースで走っている人、
フォームは悪くないのに、オーバートレーニングで故障している人、
筋力に頼って馬力で走りたい人、
できるだけ楽に楽にと合理性を追求したい人、
色々です。
運動には法則があり、身体にも特性があります。
重力、重みといった外力をどう動きの中に取り入れるか?
ぼくはそこにロマンを感じ、のめり込み、そして皆さんにそれをシェアしています。
ぼくは整体という本業のせいか、体を酷使してる、怪我に悩んでいる、そんなクライアントを相手に仕事をしています。
また、身体追求すること自体が、治療の方向性に大きく影響するので
治療方法よりも、身体追求していくことがぼくの整体のスタイルです。
ぼくがお伝えしたいのはぼくの情熱、なのかもしれません。
これからも継続、継続。
継続は力なり。です!