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小4男子 姿勢が悪い、内股を治したい

初回

相談内容

クライアント:小学4年生男子Aくん

地域の野球チームに所属

 

保護者様の相談内容は、

体が曲がってる、姿勢が悪い、内股を治したい

 

カウンセリング

週末の野球以外は習い事なし、

学校が終わると宿題を終わらせて、外でずっと遊んでいるそうです。

自宅では右に横坐りする癖があるとのこと。

そしてなんでも反抗するので手を焼いているようで笑。

 

立位検査、動作テスト

姿勢を保つのが苦手。立位ではぽっこりお腹の出っ尻。

足部の過剰回内(オーバープロネーション)両足に見られる。

ともなって扁平足もあり。

股関節の可動域、立位の筋力テストなどで、横坐り癖を裏付けるような左右差が顕著。

一見内股には見えないが使い方に内ねじれ(股関節内旋)がある。

お腹ぽっこりの出っ尻は股関節内旋を誘導します。

臀筋やハムストリングの緊張が強く、開脚前屈がまったくできない。

 

施術

股関節を中心に全身のアンバランスの調整

施術を受けるのははじめてなので

くすぐったがるかと思いきや、気持ち良いみたいで途中寝てしまう。

 

動作テスト

筋力テストの左右差は消失。

立位の姿勢もかなり変化が見られる。

 

立位のぽっこりお腹の出っ尻に関しては、

相談も結構多いです。

改善には全身の、特に肩甲骨の位置がポイントになります。

体の連動性として、

猫背になると骨盤が前傾します。

骨盤の前傾は股関節の内旋を誘導します。

なので、肝になるのは、猫背の改善。

肩甲骨が適正の位置、ニュートラルポジションに入ることで

腹圧があがり、骨盤がたち、股関節が正しい位置に戻ってきます。

これは、その場のすぐに再現できるのですが、安定するには時間がかかります。

そこで、セルフケアで何をするか、という流れになります。

セルフケア

横坐りを減らし、あぐらを増やす。

これは股関節の内旋癖をとる目的です。

そして、肩甲骨のニュートラルポジションを作る癖付けとしてTASUKI

が役に立ちます。購入いただけたので、食事中たすき掛けをアドバイス。

(画像は勉強中に使用してくれている女子)

毎日30分でも付けてもらえれば、変化が出てきます。

 

という感じで終了。

 

1週間後

2回目の来店

インソール作成の予定でしたが、

普段履いているシューズのチェックの結果、見送ることにしました。

当店はシューズの履き方、選び方などもアドバイスしていますが、

足に合ったシューズの選び方、

シューズ選びの優先順位、

何を基準に選べば良いか、

ヒモの通し方、

正しいフィッティング、

ヒモの結び方、

など、一からお伝えしています。

その結果、シューズの買い直しが必要だったり、

履き方をしっかり覚えて、様子見になったりします。

その辺については別の記事で書きます。

 

筋力テスト

前回の左右差がほとんどなくなった状態で、かつ、向上が見られました。

自宅では癖になっている横坐りは注意してしないようにしていたとのこと。

TASUKIも夕飯で使用してくれているとのことで、

身体がニュートラルの位置を認識し始めているようです。

お尻まわりの踏ん張りが効かない感じがありましたので

施術で調整しました。

 

一旦は、この調子でいけそうなので、

3週間後の来店、ということで終了。

インソールはシューズの買い替えのタイミングで入れます。

 

さて、

このAくんにはサイドストーリーがあります。

親やクラブチームのコーチにみなさんにぜひ読んでほしい内容です。

 

続きはブログの記事を

姿勢の悪い野球少年はなぜケガをしないのか